「長崎の旅 ⑰ (長崎市偏Ⅴ)」
2007年 11月 01日
「孔子廟」を後にし、この坂道を上ると「大浦天主堂」
あぁ…また坂かぁ…。
ふぅ~上るしかないか…。
坂の途中で発見!
へぇ~、日本のボウリング始めは長崎なのか。
確かバドミントン日本発祥の地ってのもどっかにあったな。
横浜だったかな…。
まっ、関係ないからどうでもいいな。
絵本の美術館なるものもあった。
名前は「祈りの丘絵本美術館」
外見は古いレンガを使った洋館風。
長崎っぽくしてあるのかも知れない。
絵本の原画を作家別に展示してあったり、
児童書の専門店「童話館」があったりと、
子供連れで休憩するのには調度いいのかも知れないな。
こんなのもあった。
「カステラ神社」とは一体何ぞや?
どう見ても本物の神社とは思えない。
絶対まじめな神社じゃないぞコレは。
でも一応カステラに敬意を表して外から「二拍手一礼」
何となく心が清々しくなり、またフゥフゥ坂道を上って行く…。
ようやく着いた「大浦天主堂」
正式には「二十六聖人殉教聖堂」または「フランス寺」
グラバー邸を作った小山秀之進なる人がコチラも作ったんだと。
洋式だけど日本風のナマコ壁があるなど、
和洋折衷の珍しい洋館としても、広く知られているんだそうだ。
へぇ~。
階段を上った所にある「マリア像」
日本にも多くのキリスト教信者がいたという事で、
フランスからその記念に贈られてきたもの。
「日本之聖母像」というらしい。
ここにはもうひとつ「マリア像」があった。
「信徒発見のマリア像」と呼ばれ、
天主堂の中右側の祭壇に祀られていた。
隠れキリシタンたちが弾圧の目を逃れて、
捜し求めたマリア像なんだそうだ。
どちらも長崎の長く厳しかったキリスト教弾圧の歴史と、
人々の厚い信仰心によって受け継がれてきたマリア像だ。
説明文をいろいろ読んでると、
結構考えさせられる歴史がここ長崎にはある…。
さて、次は「グラバー園」に行ってみるか。
うわっ、また階段か……。
by yasumac
| 2007-11-01 08:42
| 旅行