「プレステージ」
2007年 07月 22日
「プレステージ」観た。
う~ん…ぼちぼち。
この映画は面白いのかねぇ?
マジックには3つの段階がある。
1、タネや仕掛けのないことを観客に確認させる「プレッジ」
2、パフォーマンスを展開する「ターン」
3、最後に予想を超えた驚きを提供する「プレステージ」
華やかな「プレステージ」や「名声」のために、
対立する2人の天才マジシャン。
でも良きライバルは、一歩間違えると大変な事になる。
お互いがお互いを騙し、邪魔をし、引きずり下ろし、
その確執や苦悩は良く分かった。
でも予告編や宣伝を観た限りでは、
この映画に期待したのはそんな事じゃ無い。
天才マジシャン同士が激しく競い合い、
驚きのイリュージョンが展開される。
そして多くのトリックが次々と明かされる。
その中である殺人事件が起き、犯人は誰なのか?
はたして、どうやってその殺人は行われたのか?
そんなマジックショーの面白さと推理小説の楽しさを、
一度に味わえる映画だと思って期待していた。
確かに「水中脱出」や「瞬間移動」などのタネを見せてくれる。
殺人事件や人間関係のどんでん返しでいくらかは驚かせてくれる。
でもなぁ…ラストがあれじゃあなぁ…。
え?それでいいの?これで終わり?ってな感じで、
全然予想範囲内だったし、正直面白くもなんとも無い。
「130分間目をこらせ!すべてのシーンに罠がある!」
「衝撃のラスト!この結末を誰にも言ってはいけない!」
あのCMのキャッチは一体何だったんだ…?
マリックのあのCMは一体何だったんだ…?
スカーレット・ヨハンソンが綺麗だったし、まぁいいか……。
by yasumac
| 2007-07-22 00:38
| 映画