「世界最速のインディアン」
2007年 03月 02日
「世界最速のインディアン」を観た。
いやぁ~実にいい映画だ!
「インディアン」とは旧いバイクの名前。
その旧いバイクでスピード記録に挑戦する。
挑戦するのはお爺さん。
そのお爺さんはアンソニー・ホプキンス。
その位の予備知識で観に行ったが、
ただそれだけの映画じゃ無かった。
さわやかなロードムービー風の、
心温まる感動ドラマになっていた。
ロードムービーは退屈なのが多いけど、
作品によってはこうも違うもんなのか。
主人公の人間的な魅力。
道中出会う人々との交流。
そして頑固に夢を追う姿、
どれもこれも気持ちがいい。
とにかく悪い人間が登場しないんで、
何とも言えない良い気持ちになる。
さすが名優アンソニー・ホプキンス。
実話モノにありがちな堅苦しさをを無くし、
映画に深みと温かみを出していた。
ハンニバル・レクターのイメージが強いが、
今回は脳ミソも食べないし、
プロファイリングもしない。
結構ひょうきんな役柄で、
それが結構ハマっている。
「顔にシワはあっても心は18才」
まさに名ゼリフ!
夢をあきらめず一生懸命生きる人は、
いつまでも魅力的なんだと思わせてくれた。
しかしあんなレースがあるとはな。
世の中いろいろあるもんだ…。
by yasumac
| 2007-03-02 01:37
| 映画