「グエムル~漢江の怪物~」
2006年 09月 08日
「グエムル~漢江の怪物~」を観た。
久しぶりに訳が分からん映画だった。
怪獣映画なのか、パニック映画なのか、
家族愛ドラマなのか、政治風刺なのか…。
意味不明なストーリー、必要のない数々の演出、
何を意味するのか良く分からないエンディング。
ほんと、ヘンテコリンな映画だ。
ひねった演出もいいかも知れないが、
もっと、単純な面白さだけでも良かったんじゃないか!
最後の怪物と戦うシーンはなかなかのものだったけど…。
そう!「グエムル(怪物)」は良く出来ている!
不気味な姿、怖いくらいしなやかな動き、
気持ち悪さの点では抜群だ!
とくに怪物が初登場するシーンは、
かなりショッキングな見せ方で楽しめた。
この手の映画には珍しく、昼間から堂々と出てくる。
何ももったいぶらず、うす気味悪く暴れまくるモンスターは、
臨場感があり迫力も申し分ない。
それだけでも、観るべき所はあったかな…。
この映画、韓国ではかなりのヒット作になってるらしいが、
なぜに満員御礼になるのか、自分にはさっぱり分からない。
きっと、韓国に住んでる韓国人にしか分からない、
何かがあるんだろう…。
出てる役者はソン・ガンホ、ペ・ドゥナなど、けっこう豪華。
だけど作品は、まさに「B級映画の王道」だったな!
by yasumac
| 2006-09-08 18:15
| 映画